まず、埋没法では、マブタにナイロン糸を貫通させます。簡単に言うと、”眼瞼挙筋”という動くものと”皮膚・眼輪筋”という動かないものを連結させます。動く筋肉が皮膚を食い込ませる結果、二重ラインができます。
詳しくは▶︎埋没法
今回は、術後のお話を取り上げます。
「こんなつもりじゃなかった」の1つは、
“予定もしてなかったラインが出た”
です。
例えば、Aさんがmix型二重を希望されたとします。mix型は、平行型と末広型の間です。
医師は、Aさんのmix型は、”まつ毛から8mmの高さに相当する位置にある、皮膚・眼輪筋に固定すればOK”と判断しました。
手術は4点固定で無事に終了。
しばらく問題なく経過していましたが、1ヶ月ほど経った時点から
“三重っぽくなってきた”
という悩みを抱えるようになりました。
経験上のお話です。
予定外ラインのみられる方は、マブタの開閉をすると、結び目の位置が大きくズレていることが多いです。また、皮膚のたるみが強い方に多いです。
前者は、皮膚・眼輪筋にうまく糸がかかっていないケースと思われます。
一方、後者は、マブタ皮膚のだぶつきが強く、予定とは異なる高さの皮膚・眼輪筋に固定されてしまっているケースです。
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