
近年の傾向
“男性のテストステロン値が低い”という事実。
これは、文明化社会のストレスに関連しています。
低いと、何が問題なのか?
様々な心身の不調を起こします。
加齢男性性線機能低下症候群(LOH)とも呼ばれ、”心の症状”と”体の症状”を引き起こします。
これは、男性陣にとって大問題です。
心の症状5つ
不安・焦燥(イライラ)
抑うつ
不眠
集中力・記憶力低下
性欲低下
これらの症状、大うつ病でもみられますね。
体の症状6つ
筋力低下・筋肉痛
疲労感
ほてり・発汗
頭痛・めまい・耳鳴り
性機能低下
頻尿
これらの症状、更年期症状に似ていますね。
テストステロンを自然に高めるには?
テストステロン分泌されるのは、目標を達成した時や成果を出した時。
そんな瞬間を用意できると、テストステロンは高まります。
でも、これができたら誰も苦労しませんよね。
テストステロン補充療法
自費領域では、LOHを疑われる男性で、血中遊離テストステロン値8.5pg/ml 以下が適応になります。
治療は、1ヶ月毎120-250mgのテストステロンを筋肉内注射します。
効果が出た後は、塗り薬による維持が一般的。
副作用は?
前立腺に対する影響と男性型脱毛症(AGA)との関連が主体です。
前立腺癌に罹患するリスクはほぼ否定されています。
しかし、念のため、定期的にPSA値をチェックします。
また、AGA予防のため、お薬を併用することがあります。
最後に
テストステロンを補充すると、若々しく生きることができます。
中高年男性を元気にしてくれるホルモン。
注目したいですね!
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