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【本の紹介】目もとの上手なエイジング

目もとに関する医療本は、数多く存在します。

しかし、一般向けは少ないのが現実です。


この本は、著名な先生が著した、初心者にも分かり易い医学書です。


特に、この本では、


どのようなメカニズムで加齢は進むのか??→→→どんな治療があるのか?


という流れを大切に、分かりやすく解説されています。



🌱エイジングの簡単なメカニズム


土台が崩れ、ズレ落ちるイメージ


年を重ねると、下膨れ顔になる

このメカニズムは、土台である骨の萎縮や靭帯の弛みが大きく関与しています。


骨や靭帯が変化すると、その上に乗っかっている脂肪や皮膚がズレ落ちる結果となります。


輪郭やバランスも崩れる


軟部組織 (脂肪や皮膚)がズレ落ちると、顔面の輪郭が四角っぽくなります。

また、眉毛・口・鼻といったパーツのバランスも崩れていきます。


皮膚が加齢変化する


これが一番分かりやすいですが、皮膚の色も質も変化していきます。



🌱メカニズムから考える、治療法


土台を補う


骨や靭帯といった、丈夫な組織を補います。

ヒアルロン酸や脂肪を用います。


ズレ落ちた組織を持ち上げる


分かりやすいのは、フェイスリフトです。

脂肪や皮膚を物理的に持ち上げます。

切開に抵抗のある方は、糸リフトなどで代用します。


溝を埋める


目立つシワは、溝のようにみえます。

溝には、ヒアルロン酸や脂肪が有用、ボコ付き予防のため!少なめに注入するのが最適です。


余剰な組織を捨てる


余った脂肪や皮膚は、表面から見てダブつきます。

ダブつきは切除します。


ここは注意!


やはり、左右バランスは大切です。

バランスを確認しつつ、少しずつ治療することが大切です。



🌱プロが教える、医療メイクアップ


後半では、資生堂の方が、目元のメイクアップやダウンタイム中のメイクアップについて著してくれています。



🌱最後に


とってもオススメな本です。

よかったら、一読くださいね!